カモミールの成分や効能とは?《カモミールティー》
どうも、うにににです。
寒くなってきましたね。
脱カフェイン生活を始めて2ヶ月近く経ちましたが、当初はコーヒーの代わりにペパーミントティーを飲んでいました。
前回記事はこちらです↓
uninini.hatenablog.com
その後このペパーミントティーと同じシリーズにカモミールティーもあり、そちらも試してみました。
カモミールティー(はちみつ&レモン)(2g×20袋入)¥90(税抜)
原材料名:カモミール、りんご、ローズヒップ、レモンの皮、はちみつ粉末、ローストチコリの根/香料、酸味料
原産国名:ポーランド
◆入れ方◆
カップにティーバッグ1袋を入れ、熱湯を約160ml注ぎ、フタをして約6~8分蒸らせば出来上がり。
お好みで砂糖やハチミツを加えるとより美味しくお飲みいただけます。
とパッケージに説明があります。
そのまま飲んでみましたが、甘酸っぱい味で飲みやすく美味しかったです。
ローズヒップやレモンの皮で酸味がはちみつで甘みが加わった感じの味です。
ほんのりとした甘さがあるので私はこのままで十分でした。
というわけで
今回はハーブの『カモミール』についてのお話です。
カモミールとは?
北ヨーロッパおよび西アジア原産のキク科の植物。和名はカミツレ。
代表的なのはジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類。
ジャーマンカモミールは一年草で草丈30~60cm内で立性で成長し、花の部分に芳香があり、葉にはほとんど香りがありません。
カモミールティーに使用されるのは主にジャーマンカモミールです。
ローマンカモミールは多年草で茎は直立せず、這うように横に成長します。踏みつけにも強く『香りの芝生』とも呼ばれ、グランドカバーになることも。
花や葉、茎全体にリンゴの香りがします。
苦みがあるので、カモミールティーにはあまり向きません。エッセンシャルオイル(精油)をアロマテラピーで使われることが多いです。
カモミールの成分・効能
鎮静効果
アピゲニン(フラボノイド系のポリフェノール)が自律神経のバランスを整えてくれます。
イライラした気分を落ち着かせ、緊張を和らげる効果が期待できます。
脳内のドーパミンを活性化させる働きがあるため、リラックスや安眠効果があると言われています。
カモミールティーの黄色い色はアピゲニンによるものです。
アレルギー症状の緩和
カモミールに含有されるビサボロール(セスキテルペノイド)やカマズレン(ジャーマン種のみに含有)、ルテオリンやアピゲニンなどのフラボノイドにはアレルギー症状を抑える効果があります。
これらの物質の相乗効果でアトピーや花粉症の症状を改善します。
抗糖化作用
糖化を予防、改善する抗糖化作用があります。糖化とは過剰に摂取した糖が体内のタンパク質と結合することでタンパク質が変性し、AGEs(糖化最終生成物)という老化物質を生成する反応のことです。AGEsは分解されにくいため体内に蓄積され、肌や髪など全身の老化を進めます。
また糖化は高血圧や高血糖など、生活習慣病の温床にもなります。
カモミールに含まれるカマメロサイド(ポリフェノールの一種)にはこの糖化を予防、改善する効果があります。ジャーマンカモミール、ローマンカモミールのどちらにも効果はありますが、ローマン種のほうがより強い抗糖化作用があると言われています。
しかしティーにして味が美味しいのはジャーマンカモミールの方です。
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注意点としてキク科アレルギーのある人、妊娠中の女性は子宮収縮作用があるため用いないこと。
業務スーパーのカモミールティーにどれほどの効果があるかは多少疑問ですが、味はとても良かったです。入っているものもローストチコリの根など健康食材も入っていて悪くなさそうです。
前回のペパーミントティーとカモミールティーとコーヒーをその日の気分で飲むようになり、カフェイン摂取量が大幅に減りました。
ではまた👋